日韓演劇週間Vol.6
― 水底に蠢く声
 ―
2019.9.12-9.16
 
劇団チョルビョク【韓国】

ぽこぽこクラブ【日本】

劇団チョルビョク
『水底で息をするもの一人もなし

 
作/パク・グニョン
演出/チョン・チウク

出演/キム・ミニョプ パク・イェジュ イ・ジョンソプ
   ヤン・ジュンミョン ユ・スンヒョン
  

舞台/イ・キュヒョン 照明/ユ・ヒョンヒョン 音響/ステファニー 通訳/チェ・ハウン

釣り場の旅宿。売春婦の妹、ギターばかり弾いて無職に近い物書きの兄、そしてデリバリーバイトの青年が暮らしている。彼らの営む釣り場の宿に、ある男女が泊まりにくる。この男女は現実から逃れるために自殺を決心している。釣り場の宿で出逢った彼らの物語。


ぽこぽこクラブ
『暴発寸前のジャスティス』
 
原案/杉浦一輝
上演台本/渡辺芳博 ミカミヨウエイ
演出/ミカミヨウエイ


出演/渡辺芳博 三上陽永 杉浦一輝 坂本健 高橋玄太

振付/下司尚美 舞台/大刀祐介 照明/坂本明浩 音響/堀江潤 演出助手/賀数夏子

これは地方の田舎町に駐在しているヒーローたちの話である。『第43支部5-7地区ヒーロー隊』には通称3軍ヒーローと呼ばれる5人のヒーローが駐在している。私たちがテレビで目にしているヒーローは、都市で戦闘兵器巨大ロボを駆使する1軍ヒーローの姿である。そしてその戦闘から逃げた敵と都市近郊で戦うのが2軍ヒーローである。そうした戦闘とは全く無縁な地方の田舎町に駐在する3軍ヒーローは、一応配属されているに過ぎない存在である。しかしそんな存在とはいえ、地域のヒーロー課に属している、いわゆる公務員である彼ら。戦闘がないからといって仕事がないわけではない。主な仕事といえば、害虫駆除、お年寄りのお宅訪問や介護ヘルプ、パトロール、水回りのトラブル対応、エアコンの設置からインターネットの接続設定、etc…いわゆる町の何でも屋さんである。仕事の合間の休憩では、テレビに映る1軍ヒーローや2軍ヒーローの活躍や戦況報告を尻目に、女性やお給料、地元のお年寄りについてなどの世間話ばかり。そんな他愛もない田舎町の日常。3軍ヒーローにとっても穏やかに毎日が過ぎていくはずだった。しかしその日常に、突如、戦闘の現実が舞い込む事になる。


企画・主催/(有)ストアハウス
芸術監督/木村真悟
舞台監督/青木規雄
照明監督/坂本明浩
音響監督/堀江潤
写真/宮内勝
映像/金丸瑞貴
宣伝美術/𠮷田了介
通訳・翻訳/森喜久子 チェ・ハウン 青嶋昌子 大久保賢一 荒川貴代 金泰賢 金世一

事務局/木村紀子 小形知巳  佐藤辰哉 森雅恵 
協力/森田ひかり 杣木百花 安井美和 信川清順 吉田みずほ 小山未央 中村英寛
一般社団法人日本演出者協会  日韓演劇交流センター ほか

助成/日本芸術文化振興基金  アーツカウンシル東京