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タイ週間Vol.2

Thailand-week Vol.2

B-floor (Thailand) 
『SAN-DAN-KA』
タイから、ティラワット・ムンウィライ(kage)率いるB-floor Theatreが参加。躍動する鍛えられた俳優の身体が、圧倒的な迫力で観客に迫り、宗教界の腐敗を告発するというタイならではのテーマを軸に、

人間の煩悩をも浮かび上がらせた『SAN-DAN-KA』は、国際演劇評論家協会タイセンターとバンコクシアターフェスティバル・アワードの4つの賞を受賞。2013年のタイ演劇界の最高作品と言われている。

STORE HOUSE COMPANY (JAPAN) 
『PARADE ver.3』
1994年に、劇作・演出家の木村真悟が設立。以来既存の演劇の形式にとらわれず、現代演劇の新しい形式を模索し続ける。
俳優が台詞によって物語を構築し、その物語の登場人物を演じるのではなく、俳優の身体と舞台装置との絶え間ない「運動」によって舞台空間そのものを創り出し、舞台装置は、俳優によって動きを変え形を変え、うごめき、舞台空間そのものも変容し続け、俳優は舞台に生まれた「意味」や「物語」に安住することなく、そこに刻まれた「意味」や「物語」を曝け出すために、さらなる「運動」を続ける。

2017年は2月~3月にストアハウスコレクション・アジア週間に、タイ・インドネシア・日本の共同プロジェクトや台湾のグループと共に参加。2017年7月末~8月には韓国にて『PARADE』を上演。



B-floor Theatre(Thailand)

『SAN DAN KA』

タイから、ティラワット・ムンウィラィ(Kage)が率いるB-floor Theatreが参加。
躍動する鍛えられた俳優の身体が、圧倒的な迫力で観客に迫り、 宗教界の腐敗を告発するというタイならではのテーマを軸に、 人間の煩悩をも浮かび上がらせた『SAN DAN KA』は、国際演劇評論家協会 タイセンターとバンコクシアターフェスティバル・アワードの4つの賞を受賞。
2013年のタイ演劇界の最高作品といわれている。
タイの現代演劇、
特にフィジカルシアターにおける最高のパフォーマー達が 上野ストアハウスに登場する。



作・演出: Teerawat Mulvilai
出演:Jarunun Phantachat  Dujdao Vadhanapakorn
   Sarut Komalittipong  Wasu Wanrayangkoon
   Surat Keawseekram  Kwin Bhichitkul

ストアハウスカンパニー(日本)

『PARADE』

かつて、人びとは、上を向いて歩いていた。
そして、今、人びとは丘に向かって立っている。
しかし、とかく記憶は曖昧だ。
その曖昧さは、
例えば、森の中で木の葉を踏む音を聞きながら、波打ちぎわで
絶えずかき消される
自分の足跡を抱きしめる行為のようなものだ。
今となっては、人々の姿も、丘の形状も思い出すことはできない。
現実はいつだって曖昧のままそこにある。
どこからか声が聞こえてくる。

歩こうか。
さあ、パレードの始まりだ。

 
2017年2月の初演後、韓国ツアーを経ての3バージョン目。
言葉を排した身体が、雄弁に物語を語り始める。


作・演出:木村真悟                          
出演:渡邊芳博、村島智之、杉浦一輝、佐藤辰哉、篤弥
   塩野谷幸、小倉詩歩、高久瑛理子、森雅恵
作曲・ピアノ演奏:伊澤知恵

2/21
2/22 2/23 2/24 2/25
      14:00 B/S 14:00 S/B
19:00 S/B 19:00 B/S 19:00 B/S 16:45 P  

ポストパフォーマンストーク 『舞台とポリティクスの影』
Post Performance Talk "Shadows of stages snd polotics"

《パネリスト》
 高橋宏幸(演劇評論家)  Teerawat Mulvilai(B-floor 演出家)  

        木村真悟(ストアハウスカンパニー演出家)
Panelist: Hiroyuki Takahashi (theatre clitic)
            Teerawat Mulvilai(B-floor/director) 
              Shingo Kimura(STORE HOUSE COMPANY/director)

※2本で1公演です。
S・・・ストアハウスカンパニー
B・・・B-floor
P・・・ポストパフォーマンストーク

 

 
《スタッフ》舞台監督:青木規雄  照明監督:坂本明浩  音響監督:相川貴  
      芸術監督:木村真悟  写真撮影:宮内勝  VTR撮影:金丸瑞貴  
                 宣伝美術:吉田了介 翻訳・通訳:千徳美穂 高杉美和 丹下一
                 事務局:木村紀子、小形知巳、磯部莉菜子、久田幸恵、森田ひかり、村上愛梨
                 協力:細村雄志、中川珠里、杣木百花、坂本健、中川知恵、チェ・へジョン
          一般社団法人日本演出者協会 ほか