タイ週間Vol.2
Thailand-week Vol.2
B-floor (Thailand)
『SAN-DAN-KA』
タイから、ティラワット・ムンウィライ(kage)率いるB-floor Theatreが参加。躍動する鍛えられた俳優の身体が、圧倒的な迫力で観客に迫り、宗教界の腐敗を告発するというタイならではのテーマを軸に、
STORE HOUSE COMPANY (JAPAN)
『PARADE ver.3』
1994年に、劇作・演出家の木村真悟が設立。以来既存の演劇の形式にとらわれず、現代演劇の新しい形式を模索し続ける。
俳優が台詞によって物語を構築し、その物語の登場人物を演じるのではなく、俳優の身体と舞台装置との絶え間ない「運動」によって舞台空間そのものを創り出し、舞台装置は、俳優によって動きを変え形を変え、うごめき、舞台空間そのものも変容し続け、俳優は舞台に生まれた「意味」や「物語」に安住することなく、そこに刻まれた「意味」や「物語」を曝け出すために、さらなる「運動」を続ける。
2017年は2月~3月にストアハウスコレクション・アジア週間に、タイ・インドネシア・日本の共同プロジェクトや台湾のグループと共に参加。2017年7月末~8月には韓国にて『PARADE』を上演。
B-floor Theatre(Thailand)
『SAN DAN KA』
タイの現代演劇、 特にフィジカルシアターにおける最高のパフォーマー達が 上野ストアハウスに登場する。
作・演出: Teerawat Mulvilai
出演:Jarunun Phantachat Dujdao Vadhanapakorn
Sarut Komalittipong Wasu Wanrayangkoon
Surat Keawseekram Kwin Bhichitkul
ストアハウスカンパニー(日本)
『PARADE』
かつて、人びとは、上を向いて歩いていた。
そして、今、人びとは丘に向かって立っている。
しかし、とかく記憶は曖昧だ。
その曖昧さは、
例えば、森の中で木の葉を踏む音を聞きながら、波打ちぎわで
絶えずかき消される自分の足跡を抱きしめる行為のようなものだ。
今となっては、人々の姿も、丘の形状も思い出すことはできない。
現実はいつだって曖昧のままそこにある。
どこからか声が聞こえてくる。
さあ、パレードの始まりだ。
2017年2月の初演後、韓国ツアーを経ての3バージョン目。
言葉を排した身体が、雄弁に物語を語り始める。
作・演出:木村真悟
出演:渡邊芳博、村島智之、杉浦一輝、佐藤辰哉、篤弥
塩野谷幸、小倉詩歩、高久瑛理子、森雅恵
作曲・ピアノ演奏:伊澤知恵
2/21 |
2/22 | 2/23 | 2/24 | 2/25 |
14:00 B/S | 14:00 S/B | |||
19:00 S/B | 19:00 B/S | 19:00 B/S | 16:45 P |
ポストパフォーマンストーク 『舞台とポリティクスの影』
Post Performance Talk "Shadows of stages snd polotics"
《パネリスト》 高橋宏幸(演劇評論家) Teerawat Mulvilai(B-floor 演出家)
木村真悟(ストアハウスカンパニー演出家)
Panelist: Hiroyuki Takahashi (theatre clitic)
Teerawat Mulvilai(B-floor/director)
Shingo Kimura(STORE HOUSE COMPANY/director)
※2本で1公演です。
S・・・ストアハウスカンパニー
B・・・B-floor
P・・・ポストパフォーマンストーク
《スタッフ》舞台監督:青木規雄 照明監督:坂本明浩 音響監督:相川貴
芸術監督:木村真悟 写真撮影:宮内勝 VTR撮影:金丸瑞貴
宣伝美術:吉田了介 翻訳・通訳:千徳美穂 高杉美和 丹下一
事務局:木村紀子、小形知巳、磯部莉菜子、久田幸恵、森田ひかり、村上愛梨
協力:細村雄志、中川珠里、杣木百花、坂本健、中川知恵、チェ・へジョン
一般社団法人日本演出者協会 ほか